医療法人社団甲越会 やもと歯科医院 練馬区田柄5-27-11

やもと歯科医院

心と体の健康はお口から

町歯医者のひとりごと


 ゴールデンウイーク
投稿:箭本 治

ゴールデンウイークも終わりますが、リフレッシュ出来たでしょうか?

本院は、暦通りでしたので、2連休と4連休でした。

連休前の4月25日と連休の間の5月1日には、光が丘秋の陽小学校で歯科検診を行いましたが、子供たちにとっては、連休やもうすぐ行う運動会で、歯科検診どころではなかったかもしれませんね。

検診前ということで、事前に一生懸命磨いてきた子もいれば、1年以上むし歯を放置している子もいました。

全員が良い歯のバッチをもらえるようにしっかり治療してきてくださいね。

連休中は、私と妻の実家めぐり(山梨と新潟)をしていました。

途中、妙高のいもり池に寄りました。

そこはかわいらしい水芭蕉が群生していました。

 車で気楽に水芭蕉の群生がみられて、お勧めです。

 

 


2013年5月7日(火)

 口腔がん検診してますか?
投稿:箭本 治

久しぶりのコラムです。ものぐさでごめんなさいm(*- -*)m

練馬区歯科医師会では講演会「口腔がん検診してますか?」を企画しました。 5月11日㈯に行いますが、詳細は市民公開講座をご参照ください。

ここでは、東京歯科大学口外科学講座主任教授の柴原孝彦先生が口腔がんについてわかりやすく説明してくれます。

その後、口腔がん検診に関心がある方には、歯科医師会の協力医の診療所で予備検診を受けて頂いた後、東京歯科大学の口腔外科の先生方による口腔がんの検診をいたします。

残念ながら口腔がん検診は日本ではまだ一般的でなく、あまり普及はしていません。

しかし、私の診療所から連携病院に診査を依頼した患者さんの中にも、癌や前癌病変が見つかった方もいます。

たまには、ご自身でお口の中をじっくり見てみましょう。

口腔がんも他のがんと同じく早期に発見すれば恐れることはありません。

歯医者さんに歯だけでなく口の中の粘膜も積極的に相談してください!!


2013年4月25日(木)

 新年度
投稿:箭本 治

年度末は、気忙ししくコラムも中断しているうちに、4月になってしまいました。

やはり、毎週コラムを更新するのは、 ものぐさな私にとっては無理があるようです。

 

東京の桜も満開から2週間経ちましたが、皆さんはお花見に行かれたでしょうか?

診療所のそばの光が丘公園の桜も散り始めていますが、私は桜は散り始めが一番好きです。

それにしても、4月になってから天気が悪く、花吹雪とはいかず、ちょっと残念です。

 

新年度は、進学や新社会人へとスタートの時期です。

日々の診療や日常に追われ、なんとなく過ごすことが多くなっている今日この頃ですが、この時期ぐらいは新たな気持ちを持ちたいものです。

 

NHKの「八重の桜」で会津藩の藩校である「日新館」が出てきますが、私の母校の山梨県立甲府第一高等学校にも「日新鐘」というのがありました。

「日新」の語源は中国の古典である四書の一つ「大学」に記されており、殷王朝の創始者である湯王が使っていた洗面器に刻まれていたそうです。

湯王は、毎朝使用する洗面器に「苟(まこと)に日に新にせば、日日に新に。又日に新たなり。」と刻み、自らを戒めたといわれています。

これは、一日自分を新しくすることに努力した後は、次の日も新たにし、さらに毎日新たにしていく、という意味だそうです。

つまり、日々、新しくしようとする努力を続けて、さらなる進歩を目指せ、という意味が込められていると思います。

 

「日新」・・・よい言葉ですね。


2013年4月2日(火)

 大震災
投稿:箭本 治

 東日本大震災から、2年が過ぎました。

 マスコミでも連日震災関連番組が流されています。

 鉄道など施設面では徐々に復興が進んでいるという話もありますが、復興を実感できるのは、まだまだ先になりそうです。

 又、原発事故の後始末は、あのチェルノブイリの事故と同様に、もしくは、それ以上に長い時間がかかるのではないかと思います。

 私どもの診療室にも避難されてきた方が、患者さんとしてお見えになっていました。

 私自身が復興のお役にたてることなど、ほとんどないと思いますが、自らのなすべきことを確実にすることが、日本の復興の一助になると信じて、診療をしていきたいと思います。

 今回のような大震災の時、歯科医師はどんな役目があるのかと考えさせられます。

 阪神淡路大震災は早朝に起こりましたが、その時、入れ歯を紛失された方が非常に多く、 避難先での栄養摂取が困難をきたした方が多かったと聞いています。

 そのため、少しでも早く入れ歯の製作をすることが求められました。

 中越地震の時は、夕方に起こったため、入れ歯の紛失はあまりありませんでしたが、避難者の健康維持のため、特に肺炎を防ぐための口腔ケアが主な仕事になったと聞いています。

 ちなみに、この地震では私の親戚も被害を受け、自宅が全壊となりました。

 東日本大震災では、ご存知のように津波により多くの方が行方不明になりました。

 この時の歯科医師の当初の仕事は、口腔内検査によるご遺体の身元確認でした。

 昨年、練馬区で行った防災訓練では、救護班の一人として参加しましたが、この時の役目は、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定するトリアージでした。

 大震災は、その時々により状況が異なり、求められることも異なると思います。

 又、大震災を正確に想定することも不可能です。

 以前は大震災の被害を、いかに防ぐかを中心に考えられていました。

 しかし、東日本大震災以後、被害をいかに少なくするかが課題となってきています。

 私たちは、大震災に備え、日頃から自分たちに何ができるかを考え、あらゆる状況に対応できるように心がけたいものです。


2013年3月17日(日)

 口腔がん
投稿:箭本 治

 しばらく、「町歯医者のひとり言」をサボってしまい、申し訳ありませんm(__)m。

 とはいえ、今後も、しばしばサボることもあるでしょうから、ご容赦ください。(開き直りか!!)

 先日、日本歯科大学の白川教授による「口腔がんを考える」という講演会を聞く機会を得ましたので、今日は、口腔がんについて書いてみます。

 口腔がんは、いわゆる口の中にできる悪性腫瘍の総称です。

 悪性腫瘍は悪性新生物ともいわれ、厚労省の統計では平成23年の日本における死亡原因の第1位で、死亡総数約36万人で死亡総数に占める割合28.5%となっています。

 口腔がんは、南アジアでは全癌のうち30%に達するそうですが、日本においては、全癌の1〜2%であり、海外に比べると比較的少ないと考えられています。

 しかしそれでも、口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物による死亡総数は約7千人という統計が出ています。

 これは、子宮の悪性新生物や白血病による死亡総数とほぼ変わりません。

 つまり、口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物によって亡くなる方は決して少なくはなく、さらに、年々増加傾向にあるそうです。

 又、進行した口腔がんの場合、たとえ治癒したとしても、その後の機能回復が困難になります。

 口腔がんを手術で切除した場合、発音や食事に著しい影響をあたることが多からです。さらに審美的にも回復するのが困難な場合もあります。

 講演では白川教授が口腔がん切除後し、再建手術をされた症例を拝見させていただきましたが、どれも素晴らしい手術でした。

 しかし、その白川教授ですら、完全に再建することは困難で、早期発見、早期治療に勝るものはないと仰っていました。

 口腔がんは、口の中にできますから、直接見ることが可能です。

 従って、口腔がん検診等により、本来は早期発見がしやすい癌といえます。

 又、口腔がん検診により、癌になる前の前癌病変(癌ではないが癌になる可能性のある病変)で対応することも可能です。

 しかし現在、日本において、口腔がん検診は一部の地区で行われていますが、アメリカなどに比べれば、ほとんど普及していないと言っても過言ではありません。

 もし、口腔がんに少しでも不安があれば、歯科医院に行き、じっくり粘膜を診査してもらうことをお勧めします


2013年3月6日(水)

 春よ来い
投稿:箭本 治

 2月も下旬に入りましたが、寒い日が続きますね。

 青森市の酸ケ湯で21日、この地点としては観測史上最大の積雪515センチ(午後1時現在)を記録したというニュースが流れていました。

 気象庁情報管理室によると、日本の最大積雪記録は1927年に滋賀県の伊吹山測候所で観測された11メートル82センチだそうです。

 しかし、既にその測候所はなく、現在も観測を続けている地点の中では、今回の酸ケ湯の積雪が国内新記録になるとのことです。

 都内では、最近ほとんど外で氷が張っているのを見かけませんでしたが、 今年は道端の水たまりが凍っていて、ちょっと驚きました。

 私自身、暖冬があたりまえになっていたかもしれません。

 豪雪はともかく、気温はこのくらいが本来なのでしょう。

 ただ、花粉はぼちぼち飛び始めたようです。

 私は、幸い花粉症ではないですが、家族は外出するときにはマスクが手放せなくなってきています。

 患者さんも、花粉症の季節は、口を開いているのがつらいから、歯の治療は延期したいという方もいます。

 でも、やはり春は、スタートの季節で気分も華やかになります。

春が待ち遠しいですね。


2013年2月23日(土)

 「生きる」の入口
投稿:箭本 治

 日本歯科医師会で 「生きる」の入口 といる番組を放送するそうです。

 口腔ケアについての番組のようですが、詳細は私も知りません。

 通常の健康番組とは、一味違ったものになるのではと期待しています。

 皆さんもぜひご覧になってみてください。


2013年2月17日(日)

 1歳6か月児歯科検診
投稿:箭本 治

本日は、午前中、光が丘保健相談所で、1歳6か月児の歯科検診を行いました。

寒い中、40組の親子がいらっしゃいました。

毎回のことではありますが、1歳6か月児の歯科検診は泣き声で大変賑やかです。

呼吸が止まりそうな勢いで泣いていた子が、検診が終わったとたんに、ニコニコしながら手を振ったり、アンパンマンのぬいぐるみを指さして喜んでいたりしていました。

以前はランパント・カリエスという、むし歯で歯がほとんど全滅している子供もいて社会問題になりましたが、最近の1歳6か月検診では、そんな虫歯の子は見当たりません。

今日も虫歯のなりかけ?という子が数人いた程度です。

ただ、検診にいらしていない親子もいますので、来れなかった子供たちが少し心配です。

それにしても、このぐらいの子供たちは本当にかわいいですね。

先日、親戚の家に行った時、1歳の子がいました。

初めは、知らないおじさん(私)の顔を見て、ぐずりそうになりましたが、その後、じっと見つめだし、こっちが恥ずかしくなりました。

その内、かわいい仕草をしながら、ちょこまか動きだし、その場が、自然と明るくなりました。

やはり、子供たちは宝です。

我々大人は、子供たちの心と体が健康に育つことを基準に、社会を考えていかくべきではないでしょうか。


2013年2月14日(木)

 市民公開講座
投稿:箭本 治

 先日、市民公開講座のページを追加しました。

ここでは、歯科医療を始めとした医療や健康情報を掲載したいと思っています。

ところで、「何故、歯科医院のホームページで糖尿病なの?」と思われる方もいるかもしれません。

 市民公開講座のページでも書いていますが、糖尿病は歯科医療の対象である歯周病との関連が深いと言われています。

 又、糖尿病はコントロールが大切と言われていますが、コントロールされていないと、感染しやすくなり、治癒も悪くなるため、他の疾患等に対する治療が困難になることがあります。

 歯科治療においても、抜歯が必要な患者さんに対し、内科の主治医の先生から抜歯を中止するように指示されたケースもあり、その場合はやむを得ず応急的な処置しか施せなく、残念な思いをすることがあります。

 歯科治療は糖尿病だけでなく、他の全身状態を勘案しながら進めなければなりません。

 市民公開講座のページでは、主に、歯科医師会等からの情報を元にしますが、今後も、皆さんのお役にたてるような情報を発信していきたいと思います。


2013年2月11日(月)

 インフルエンザ流行警報
投稿:箭本 治

1月31日にとうとう都内のインフルエンザ流行警報が発表されました。

又、横浜市鶴見区の病院でもインフルエンザの集団感染が発生し、3名の患者さんが亡くなったという報道もありました。

残念ながら、インフルエンザが猛威を振るい始めたようです。

私達歯科医は、患者さんの顔に近づいて治療を行わなければなりませんので、当然インフルエンザの感染のリスクが高くなります。

又、私が感染してしまえば、患者さんにもうつしてしまう危険性もあります。

そこで、インフルエンザワクチンは効果がないという意見もあるようですが、私は少しでも感染のリスクを減らすために、毎年ワクチン接種を受けるようにしています。

自分が感染しない努力をするのは自分だけのためではなく、周りの人たちの感染を防ぐことにもつながります。

今年のインフルエンザは20歳以上の大人が罹患する率が高いようです。

体力のある健常者はインフルエンザに罹っても、数日で回復するでしょうが、子供やお年寄りは重篤な症状になることもあります。

インフルエンザぐらいどうってことないと思っている方も、周囲の抵抗力の弱い子供やお年寄りに感染させないためにも感染しないように予防に努めべきではないでしょうか。


2013年2月3日(日)

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