歯科健康診断 |
投稿:箭本 治 |
約2か月ぶりのコラムです。 新年度も始まり、すでに1ヶ月が過ぎました。 気温も高くなり、ゴールデンウィークはまさに初夏という感じでしたね。 但し、私は遠出もせず、都内をうろうろしていました。 私が学校歯科医をしている光が丘秋の陽小学校も春の健康診断が始まっています。 4月22日(水)に1年生、3年生、5年生の歯科健康診断を行い、 5月13日(水)は2年生、4年生、6年生です。 最近、子供たちのむし歯は著しく減りました。 3月末に公表された厚労省の平成26年度学校保健統計調査によると、 昭和42年には、治療されていないむし歯がある小学生が82.15%もいましたが、 平成26年は26.30%となり、3分の1以下になっています。 これは歯科保健に関する意識が高くなり、歯みがき習慣の一般化、砂糖摂取量の減少、フッ素応用の普及等が考えられます。 しかし、依然として4人に1人以上の児童に治療されていないむし歯があります。 又、極めて少数ではありますが、ほとんど全ての歯がむし歯になっている児童がいるのも残念ながら事実です。 むし歯は子供たちにとって非常に身近な病気であり、児童自身で防ぐことを学ぶことができる病気でもあります。 むし歯の予防に関心を持つことが、ただ単にむし歯を防ぐだけでなく、全身の健康について関心を持つきっかけになればと思います。 そういえば4月から「あかねの森保育園」の歯科園医に就任しました。 以前、旭町第二保育園の歯科園医をしていましたが、 久しぶりの保育園です。 又、小さな子供たちの園医になれるのはちょっと楽しみです。 でも、歯科健康診断では泣かれてしまうかな〜。 |
2015年5月7日(木) |
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