新年を迎えて |
投稿:箭本 治 |
今更ではありますが、明けましておめでとうございます。 それにしても、昨年末から寒い日が続きますね。 この時期怖いのは、インフルエンザですが、日常生活でできるインフルエンザの予防として、「栄養と休養を十分取る」「人込みを避ける」「適度な温度と湿度を保つ」「外出後の手洗いとうがいの励行」「マスクの使用」が挙げられます。 又、給食後の歯みがきをしているクラスではインフルエンザによる学級閉鎖が少なかったという統計も出ています。 幸い都内でのインフルエンザは現在それほど流行はしていないようですが、油断は禁物です。 他に、この時期流行が懸念されるのはノロウイルスですが、東京都感染症情報センターは昨年の49週(11月25日〜30日)に警報基準を超えたという発表をしており、51週(12月16日〜22日)の患者報告数は定点あたり29.4人で、過去10年間で最も多くなったそうです。 ノロウイルスの予防はこまめな手洗いと食品の十分な加熱だそうです。 お互い気を付けたいものです。 12月12日(木)診療所をお休みさせていただき、練馬区学校保健大会に実行委員として参加しました。 私は受付を担当していましたが校医や教員だけでなく児童生徒の保護者の方も多数参加して頂き、学校保健の関心の高さを実感しました。 大会では練馬区学校薬剤師会の金子雅恵先生が「教室の空気環境を考える」をテーマに研究発表されました。 換気が児童生徒のインフルエンザ等の予防や学習能力の向上にもつながるとの指摘をされ、窓を開ける自然換気でも充分効果があると仰ってました。 近年は密閉された家屋が多いですが、健康のためにも換気にもっと気を使わなければ痛感しました。 特別講演では千葉大学教育学部教授の藤川大祐先生が「ケータイ依存からわが子を救う」というテーマで講演されました。 ケータイはいわゆるガラケーからスマホに変わり、使用目的が電話からインターネット、メールその後ツイッター、フェイスブックそしてラインへと目まぐるしく変化してきています。 ますます便利になる一方、トラブルも次々と生じています。 その都度、対策が立てられますが、いつまでたってもいたちごっこのようです。 結局はケータイの適切な使用方法、リスクをしっかり児童生徒に伝えることが重要と思いました。 又、今日のような情報社会だからこそ、その多くの情報ツールを有効・有益に使用するために、人としての倫理(モラル)を学ぶべきではないかと感じました。 最後に、今年も、こつこつと歯科医療に邁進したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 |
2014年1月15日(水) |
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