国民健康・栄養調査 |
投稿:箭本 治 |
厚労省から発表されました。
この中に、歯科のことも記載されています。 まず、70歳以上で、入れ歯をいつも使用している人は60.1%となっています。 それに対し、 入れ歯を持っているが、ほとんど使用していない人は5.5%となっており、 入れ歯を持ってるが、時々使わない人は3.9%となっています。
つまり、70歳以上で入れ歯を持っている人の14%が、 入れ歯を持ってても、いつも使用しているわけではないとなります。 ちょっと、残念です。 私たちも、使ってもらえる入れ歯を作らなければいけませんね。(反省・・・)
次に、歯科健康診査や専門家による口腔ケアの受診頻度は、 「半年に1回以上」と回答した者の割合が21.9%であり、 「1年に1回程度」と回答した者の割合が26.5%となっていました。
つまり、半数以上の方が、 1年間に1回も歯科健診を受けていないことになります。 歯科医院は、痛くないと足が遠のくところだとは思いますが、 少なくとも、年1回は歯科検診やメインテナンスを受けてもらいたいです。 気分もさっぱりしますよ!
咀嚼では、ふだん食べるときに、何でもかんで食べることができる者の割合は88.0%であり、 よくかんで味わって食べている者の割合は77.1%となっています。 思ったより、良い成績だったなと思いましたが、 噛めている気がしているだけの方も いるような気がします。 よくかんで味わって食べるということは、 栄養摂取にとって大切ですが、 楽しみでもあるし、脳の活性化にも役立ちます。 よく噛んで、食事を楽しみ、健康に過ごしましょう。 |
2012年12月19日(水) |
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